MoSSEC

https://gpdisonline.com/wp-content/uploads/2022/10/Airbus-KyleHall-MoSSECInteroperabilityConnectedWorld-MBSE-Open.pdf

”モゼック”

何のことか、よくわからないと思いますが、途中にSE入っているし。。。って感じたと思います。

略さず書きます。

Modeling and Simulation information in a collaborative Systems Engineering Context

まだよくわからないですよね。解説?歴史?私なりのイメージを書いてみます。

大きなプロジェクトは、特に海外と組む時は、地球と親和性高くプロジェクトを回さないと辛いな。と考えたことがあります。

日本から、USの東海岸に、そこから西海岸に、その次はUKに、さらにインド。依頼内容=解析作業、を本当にやる人に伝えるまでに、契約のピラミッドを伝って情報が流れていくのですが、行きに3日、帰りに3日、これ最速ケースです。で、解析やるのはたった3時間とか。そういうことしている間に、スケジュールがどんどん間延びしていく。

2016年ぐらいだったかな。その時、出会ったのがMoSSECという考え方でした。

早速、次のリンクに行って、メンバー登録。当時から、ISO10303‐243制定の最後まで、日本人でメーリング リストに載ってたのは一人だけでした。(たぶん)

MoSSEC – ePLM Interoperability

初期はAirbusのAdrian MurtonさんがChair。今は若いKyle Hall | LinkedInさんに引き継がれています。1月にロス近郊でINCOSE IW2023に参加してきましたが、ランチをご一緒しました。

PLMを使っている方は多いと思いますが、自社だけで使っているのではないでしょうか。他社とはもちろんFirewallを嚙ましていて、ファイルをメールに添付してやり取りする。という、時間のかかるプロセス。これに輪をかけて、ELなどの輸法関連処置など。

技術的には、一つのクラウドに全情報入れて、皆でクイックに回せば良い、ってわかっているのですが、契約やIPの壁があり、なかなか難しい。

ので、APIを決め、情報の構成を決め、流通しやすい情報構造をISOに則り作っておき(ISOなら文句言われない!)、短時間で流れるようにする。といった土台を活用して、考えたり、閃くところに時間を使う。そんな世界を演出するMoSSEC。

そんな出会いから、7年たって、やっといろいろなところ@世界のMBSE業界、でMoSSECを垣間見るようになってきました。今後は、PLMメーカーなどがこのスタンダードに則り、MBSEをやりやすくしてくれると信じつつ、今度シーメンスさんとかダッソーさんに聞いてみようと思ってたりします。

ぜひ、今回のマテリアルなど見て、適用することを考えてみてください。


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