MBSEでなくMBSSEです。SはSystemsとSoftwerのこと。ま、MBSEのことです。
今年5月に発行された初の?MBSE ISOがこれです。
ぜひ、購入してご一読を!
私も、入手したてで全部読んだわけではありませんが、実感としては、これまでやってきたことの答え合わせができたような気がします。
適用メンバーに言いつつ、実践してきたこと ↓
① MBSEのManagement Plan=MBSE MPを作ろう。
そこには、MBSEを適用する目的、今回のMBSE適用のスコープの定義から初めて、MBSEのWBS、それを行う人・組織、使うツールインフラを定義の上、WBSとの紐づけをし、そこからガバナンスを利かせてプロジェクトをコントロールして。
② モデルを作る前に、モデルのアウトプット マップを作ろう。
例:Magic Gridを拡張したりして、最終的に作り上げる全体像を定義してから始めよう。RFLPだけなのか、V&Vも入れるのか、Safetyも足すのか?プロセスもモデル化するか、など。
③ 毎週関連メンバーで進捗確認しながら、モデル化を進め、MPやアウトプット マップと照らし合わせて、対策を考え実行しよう。
④ 有効性を評価しよう。(これはJAXAに言われた。)今後の取り組みに向け、今回のMBSE適用の成果をまとめる。今後のReuseを考え、作ったモデルのクレンジングをして、Reference Modelを作る。
⑤ 一線を画して:MBSEを適用する全体像を考えよう。
DXとか、設計効率化とかイロイロいわれるが、なぜMBSEを頑張るのか?こんなにメンドクサイのに。それを各参加メンバーで考えて、1枚の絵を描こう。
例:足立がMBSEに取り組むきっかけは、根拠を残しておきたいから。昔のプロジェクトで、上司が”足立君、~~はXXにあると思うから、探して読んでみて”
⇒確かに発見しましたよ。言われてから2か月間。フォルダ捜索:なし。上司の部下だった人へのヒアリング:表紙以外捨てたよ。マイクロチップにデータ化した。マイクロチップ探しからの、1枚づつの手焼き。(当時はフロッピーディスクとかも出ていたのですが、そういうものには保存されていなかったので、超大変でした。)
つまり、過去の知見は、短時間で捜索可能なように整理して貯めておく、ということがやりたいことです。と。
あ、⑤は書きすぎました。。。長!
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ということで、もちろんISO24641はもっと丁寧に、In/Outも含めてキチンと書いてありましたので、是非、読んでほしいです。
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